2013年01月14日

ちょっと嬉しかったこと

フィリピン人と知り合いになると、
ある本をプレゼントします。

何の本かと言うと、新渡戸稲造著
『BUSHIDO,THE SOUL OF JAPAN』です。

元々英語で書かれたもので、明治32年ですから
1899年にアメリカで出版された本です。

日本語は勿論のことドイツ語やフランス語をはじめ
様々な言語に翻訳されてます。

現代も多くの人々に読まれています。

最近では特に映画「ラスト・サムライ」のあと、
多くの人々に読まれるようになったみたいです。

一番最近、本を読んでもらったのは、
日系企業の顧問弁護士さんです。

職業柄、日本人の方と接する機会が多いので
親日家でしたが、「武士道精神」の話題に
とても興味を示されたので、既に在庫切れで
我が家に残る最後の一冊を
貸して差し上げました。

その後、随分、月日が過ぎた日曜日の今日、
非常に面白かったと感想を述べられて
本を返却して下さいました。

その時、戦時中の日本兵の残酷な悪行の話が
嘘だったんだと、ハッキリ理解できたと
仰ったんです。

「ああいう残虐性は日本人の文化には無い」

そうなんですよねぇ〜♪

そこが分かって頂きたいところだったんです。

ジャーナリズムを勉強中の
大学生のお嬢さんも読まれたそうで、
良かったなぁ〜と思いました。

私が、武士道精神を広めたいと思ったのは、
随分前に遡りますが、
フィリピンの教科書・・・というか、
歴史の授業が原因だったんです。

授業を担当する教師がいつも、
日本兵が赤ちゃんを放り投げて
銃剣に突き刺したという話を
小学生に話して聞かせるんですね。

若い教師がまるで自分の目で見た様に。

フィリピンは現在、親日国家ですので
教師達も多分、悪意を持って
反日授業をしているわけではないと
思うんですね。

単に、伝え聞いてきた中で、
本当に、
そう思い込んでいるんだと思います。

まぁ、中華系がどっしりと
根を生やしているフィリピンですから
何とも言えませんけど・・・・ね。

歴史の教師へのささやかな抵抗として、
フィリピンの友人や知人に、
この本の贈呈を続けて参りました。

新渡戸さんが英語で書いて下さったので
そのまま読んでもらえるので有難いことです。

日本を理解して頂く為に、
非常に分かり易い資料だと信じてます。

ただ・・・・

問題は、その武士道精神というもの自体が
どうやら日本になくなってしまっている
のではないかということなのです。

ただ、過去に葬り去ってはいけないもので
取り戻せるなら、取り戻したいと願います。

今日は、弁護士さんの言葉を聞いて、
嬉しい気持ちになれた日曜日でした。



フィリピン情報 ブログ村

posted by シュガー at 03:48 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
新年、明けましておめでとうございます。
ご無沙汰いたしておりました。
フィリピン語版「武士道」、私も嘗て、ソリダリダッドに寄り、随分と求め、知友に配りました。あと、コンスタンチーノの通史とナショナリズム論。懐かしい・・・・・。
日本は大寒ですが、民主党が消滅して、心浮き浮きしています。
合掌。
Posted by たぬ爺 at 2013年01月21日 20:46
日本の書斎には置いていない書冊ですので、記憶違いだと申し訳ないので、其方の図書館を検索、確認しました。間違いないです。白い表紙に赤い日の丸があったか・・・・・.でも、古い古い記憶です。
合掌。

ISBD
Nitobe, Inazo.

Bushido : ang kaluluwa ng Hapon / Inazo Nitobe ; isinalin ni Buenaventura Medina Jr. - Manila : Solidarity Foundation, 1990. - 112 p ; 22 cm.

ISBN: 9715360629 9715360637

Subjects- Topical Terms:
Bushido.

Additional Author(s):
Medina, Buenaventura.
Posted by たぬ爺 at 2013年01月21日 20:59
たぬ爺さま、今晩は。お久しぶりですね。
コメントを有難うございます。

武士道のタガログ語版があるんですか?
初耳です。私は英語版を取り寄せてました。

今度、本屋さんで探してみます。

民主党消滅で心ウキウキで何よりですが
まだまだ油断はできません。

鳩がウロウロしていますし・・・ね。

Posted by Sugar at 2013年01月23日 00:18
こんばんは。
最近の書店事情、分かりませんが、パードレーファウラのソリダリダッドブックストアーなら、在庫が無くても探してくれると思います。
マンダルヨンで行われていたブックフェアー、未だ続いていますか?
合掌。
Posted by たぬ爺 at 2013年01月23日 17:50
補遺
家人の書斎からのアクセスだったので、舌足らずの表現でした。
私、もう四年になるかしら、群島に足を運んでいません。為に、諸事情から疎くなっています。
以前は、群島の古書店で、ベトナム戦争関係の米軍資料や、世紀末(十九世紀末)辺りの米国の書籍が、結構、入手出来ました。
嘗て、レナト・コンスタンチーノと、マンダルヨンで、すき焼きをいただきながら飲んだのが、懐かしく思い出されます。
合掌。
Posted by たぬ爺 at 2013年01月23日 22:45
たぬ爺さま、今晩は。
コメントを有難うございます。

そうですか、暫くこちらにはいらっしゃってないのですね。

でも、4年くらいなら、
あまり変わってないかもしれませんね。
変わったのは為替くらいでしょうか・・
Posted by Sugar at 2013年01月24日 02:43
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